DIY初心者が電動回転切断工具を使用する前に知って欲しい事
こんにちはkezyです
DIYの作業の一つに木材を加工したり
鋼材を加工する事があります
キッチリ寸法をとりホームセンター等で切断して貰うのが1番安全です
しかし自由度も低く自分で全部加工したいという方もおられると思います
そこで切断工具を購入•使用する前にしっかりと切断工具の事について知って欲しいと思い記事を書いています
現場でも電動切断工具による怪我はとても多くベテランの職人さんであっても怪我をしないなんて事はありません
なので使用する際はなぁなぁで作業せず
安全に作業してください
電動切断工具について
電動切断工具(丸ノコ等)には100Vコンセント式か
バッテリー式とあります
コンセント式はパワー不足になる事もなく切断能力においては問題ないでしょう
しかし現場に100Vのコンセントが必要になり工具からの配線も出るので取り回しがめんどくさいです
また電池を装着する必要が無いので工具自体の重量は軽めです
バッテリー式はコンセントがないかわりに電池をセットします
電池の予備があれば一日中切れるパワーもあります
ただ電池の残量が減ってくるとパワーも落ちてきますので切断途中で止まってしまう事もあります
ただ配線が必要ないので工具としての取り回しはとても良いです
重さは電池分コンセント式より軽くなります
DIY作業であればバッテリー式の切断工具をおすすめします
丸ノコ
DIYで使う電動工具でインパクトの次に購入を検討する工具ではないでしょうか
丸ノコとスライド式丸ノコと2種類あります
丸ノコは可動域も広く長い物を切断したり
自由自在に加工できますがキックバックの危険性も高くDIY初心者の方には正直おすすめできません
キックバックとは簡単に説明すると
丸ノコの歯に木材がからまり
歯の回転に負荷がかかることで丸ノコが暴れてしまいその反動で木材が跳ね返る事をいいます
暴れまわった丸ノコで指や体を切断してしまう事故が起きてしまいます
キックバックを起こさない為に
真っ直ぐ切る•両手で持つ•丸ノコの後ろには立たないなどしっかりルールを守れば事故も防げると思います
また手袋等保護具も絡まりにくい素材の物を使用してください
軍手は絶対ダメです
スライド式丸ノコ(卓上丸ノコ)
スライド式丸ノコ(卓上丸ノコ)の方が安全性は高いです
土台に丸ノコがくっついている商品です
丸ノコに比べて重量があるのが難点です
キックバックの危険性も低く回転部に手を近付けなければ怪我をする確率もぐっと下がります
保護具も絡まりにくい素材の物を使ってください
スライド式丸ノコもコンセント式とバッテリー式があります
一度現場にセットしてしまうと基本的には移動しないので私はコンセント式をおすすめします
また木材を真っ直ぐ切る作業は丸ノコより良い精度で加工が可能です
45度の切断などメモリに合わせれば綺麗に切断出来ます
ただコンパネなど大きな木材の加工は出来ないので
加工の幅は丸ノコに劣ります
初心者の方にはスライド式丸ノコをおすすめします
ただスライド式丸ノコには加工に制限があるので自由自在に加工したいのであればバッテリー式の丸ノコを購入してください
サンダー
電動切断工具の一つです
主に金属類の切断に使います
サンダーもコンセント式とバッテリー式がありますが
DIYでの使用であればバッテリー式で十分なパワーがあります
サンダーも歯を回転させ切断する工具なので
回転した歯で誤って指を切断したり
保護具が巻き込まれて怪我をすることもあります
また切断カスが目に入ってしまったりと危険が多い工具の一つです
使用する際は保護メガネを使用し巻き込まれないような素材の保護具を着用してください
また金属類を切断する際は近くに水の用意もしておいてください
火花が出るので長時間同じ場所で切断していると火事になる可能性もあります
まとめ
回転切断工具は木材や金属を簡単に切断できますが
使い方を間違えれば大怪我に繋がります
だれでも購入出来るようになり便利になりましたが危険も伴います
切断工具を操作する自信が無い方はしっかり寸法を取りホームセンターなどで切断してもらう事をお勧めします
楽しいDIYがやらなきゃ良かったと後悔される事のないよう工具を選定してください
次回は使いやすい切断工具を紹介したいと思います
それでは皆さん楽しいDIYライフを